@paraneko_2nd: 【解説↓】ある女性が仕事終わりに、自宅マンションへ帰宅したときのこと。エレベーターがやってきて扉が開くと、中には既に男が乗っていました。男は目深に帽子を被り、俯いています。 「こんばんは」と挨拶をしても無視。何となく不気味に思いながらも、エレベーターの中へ。2人きりになっても、男は決して顔を見せようとしません。途中の階で扉が開き、足早に出て行く男。 その際、肩がぶつかります。 「あっ、すいません」。女性が謝るも、それすらもスルー。変な人だなぁ……。そう思いつつ、自分の部屋へと戻ります。家の中で何の気なしに先ほど肩が当たった部分を見てみると、うっすら赤色の跡が。 そこから2～3日したある日。家にいたときに「ピンポーン」とチャイムが鳴ります。扉の覗き穴から確認すると、外には警察官が一人立っていました。 「何か御用ですか？」女性が問います。警察官は「実はこのマンションで数日前に事件があった」と説明。加えて「怪しい人物を目撃しなかったですか？」と聞いてくるのです。 しかし、当時女性は仕事で多忙な時期。ここで「見ました」と言えば、事情聴取やら何やらで、どれだけ時間がなくなるか分かったものではありません。そこで女性は「知らないです」と回答。「そうですか」と警察官は去っていきました。 翌日。女性がテレビを見ていると、彼女の住むマンションで事件があったというニュースがやっていました。「やっぱりそうだったんだ」とテレビ画面を注視していると、「犯人は捕まった」との報道と共に、犯人の顔写真が画面に映し出されました。 なんとそれは、昨日来た警官の顔でした。 #creepypasta #horror #horrortok #mystery