山口百恵 🎤Momoe Yamaguchi 夢先案内人 Yumesakiannainin 作詞：阿木燿子作曲：宇崎竜童 1977年 / CBS・ソニー 17thシングル🇯🇵 No.0003 #70s #山口百恵 #momoeyamaguchi #夢先案内人 #jpoplovesong 「夢先案内人」（ゆめさきあんないにん）は、1977年4月1日に発売された山口百恵の17枚目のシングルで、B面は「春に吹かれて」でした発売元はCBSソニー「パールカラーにゆれて」以来となる自身4作目のオリコン1位を獲得し、1977年度年間21位（オリコン） * 第6回東京音楽祭国内大会・ゴールデンカナリー賞 * 第6回東京音楽祭世界大会・銅賞 A面曲「夢先案内人」は、冒頭から流れるエコーの効いたエレキギターのアルペジオが幻想的な雰囲気を感じさせる楽曲で、全体的に温かで柔らかみのあるサウンドに仕上げられていますタイトルは ”水先案内人” に倣ったもので、作詞を手掛けた阿木燿子による造語です詞の内容は多幸感溢れる夢の中の出来事を描いています中森明菜が日本テレビ系『スター誕生!』の本選3回目の挑戦で合格した際と、決戦大会でも歌唱した楽曲です中森はデビュー後も、1985年10月9日に放送された『夜のヒットスタジオ』にて同曲を歌唱しています B面の「春に吹かれて」は、コミカルな内容の詞に合わせてカリプソのリズムを思わせる編曲が施された楽曲です事務所の後輩である荒木由美子がアルバム『ヴァージン・ロード／渚でクロス』でカバーしています初期ミックス「夢先案内人」は発売当初のものと、それ以降、現在もCDや配信でリリースされているものとではミックスが異なっています原因は不明ですが、完成後、最初にプレスされて発売されたシングル盤のサウンドが少しこもり気味となり、煌びやかさや広がりのないものとなっていて、急遽、リミックスされたものと原盤の差し替えが行われ、現在も後者のミックスが原盤として使用されています初期ミックスはその後は一切使用されておらず、シングル盤のマトリクス番号が「06SH-140-A1」「06SH-140-A2」のものか、シングル盤と同時発売のテープ企画『山口百恵ベスト・ヒット』(CT:25KH-108 8トラック:28YH-108)でのみ聞くことがでます山口百恵（やまぐちももえ）（Momoe Yamaguchi） 1959年〈昭和34年〉1月17日生まれ百恵ちゃんは13歳の頃、1971年10月3日から1983年9月25日の12年間に亘って放送された、日本テレビHDの連結子会社（関東広域圏を放送対象）テレビジョン放送を行う特定地上基幹放送事業者。東京都港区東新橋（汐留）日本テレビタワーに本社を置く日本テレビ放送網株式会社（にっぽんテレビほうそうもう、 Nippon Television Network Corporation）の視聴者参加型歌手オーディション番組『スター誕生！（スターたんじょう!）略称「スタ誕」（スタたん）』をきっかけにホリプロ・グループ・HD（株式会社ホリプロ・グループ・ホールディングス）（HORIPRO GROUP HOLDINGS, INC.）の子会社の、ホリプロダクション（株式会社ホリプロ）（HoriPro Inc.）に見出され、やがて歌手としてデビューしました。デビューの頃には14歳になっていました現在は本名の三浦百惠（みうらももえ）名義でフリーランスのキルト作家として活動しています芸能活動時の所属事務所はホリプロで、レコード会社は、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの完全子会社の、ソニー・ミュージックレーベルズ（Sony Music Labels Inc.）の社内レコードレーベルの、ソニー・ミュージックレコーズ（Sony Music Records）に所属していました「ひと夏の経験（ひとなつのけいけん）（Hitonatu no Keiken）（The experience of one summer）」は、1974年6月1日に発売された15歳の百恵ちゃんの5枚目のシングルです百恵ちゃんのジャケットの撮影は、日本を代表する写真家の篠山輝信（しのやまきしん）（Kishin Shinoyama）(1940年〈昭和15年〉12月3日 - 2024年〈令和6年〉1月4日）でした発売元はCBS・ソニーでしたレコードを発売した日から3週目でオリコンのベスト10に登場し、5週目には3位まで上昇、1974年の年間第15位にランクされました。累計売上は75万枚（レコード会社調べ）を記録しています。この『ひと夏の経験』がヒットしたことに伴い、百恵ちゃんはトップアイドルに上り詰め、全てがプロダクションの計算通りに事が進んでいました B面は、太陽の友達（たいようのともだち）（Taiyou no Tomodachi）（friends of the sun） 5作連続で、A面&B面の両方共、作詞は、1972年に「終着駅（しゅうちゃくえき）」が第14回日本レコード大賞作詞賞を受賞した千家和也（せんけかずや）（Kazuya Senke）（2019年6月13日、東京都内の病院で食道がんのため死去） 5作連続で、A面&B面の両方共、作曲は、第23代文化庁長官で、元日本音楽著作権協会（JASRAC）会長で、元エスワン・カンパニー経営者だった都倉俊一（とくらしゅんいち）（Syunichi Tokura）でした編曲は、A面&B面の両方共、西城秀樹（さいじょうひでき）（Hideki Saijyo）や和田アキ子（わだあきこ）（Akiko Wada）のヒット曲の編曲を担当していた馬飼野康二（まかいのこうじ）（Kouji Makai）が担当しました百恵ちゃんの4枚目のスタジオ・アルバムのタイトルは、『15歳のテーマ　ひと夏の経験（じゅうごさいのテーマひとなつのけいけん）』で、1974年8月1日にCBSソニーにリリースされました当時CBS・ソニーに所属していたアイドル黄金時代と呼ばれた時期に、300人あまりのアイドルや音楽グループを送り出した酒井政利（さかいまさとし）（Masatosgi Sakai）音楽プロデューサーが、プロデュスを担当していました帯コピー：まぶしいようなひと夏の思い出! 百恵の世界が果てしなくひろがる…‥ヒット・メーカーで、構成されたオリジナル・アルバムで、「ひと夏の経験（ひとなつのけいけん）」「まぶしい視線（まぶしいしせん）」の前に百恵ちゃんのナレーションが入っていました表題曲で第16回日本レコード大賞・大衆賞、第5回日本歌謡大賞・放送音楽賞を受賞しましたまた『第25回NHK紅白歌合戦』に紅組のトップバッターとして初出場を果たしたしかし、大人たちの思惑とは裏腹に、百恵ちゃんは葛藤していました。 ♪あなたに女の子の一番大切なものをあげるわ「青い果実」♪あなたが望むなら、私何をされてもいいわ~と同等のインパクトでした完全な少女の性の商品化でした(ジャニーズは少年の性の商品化でした)が、70年代は貞操観念が現代に比べて、遥かに厳しく教育されていた時代でしょうから、芸能界、歌謡界の既定路線であったが故に、国民の注目を浴びて、もし、際どい路線での人気はいつまで続くか先が見えず、国民に飽きられたら最後、トップアイドルの地位も終わるという危険性を孕んでいたでしょうが、百恵ちゃんの人気は引退するまで、右肩上がりの状況が続きました ♪愛する人に捧げるため守ってきたのよ汚れてもいい泣いてもいい愛は尊いわー誰でも一度だけ経験するのよ誘惑の甘い罠 ♪誰でも一度だけ経験するのよ~でやはりSEXのことだと強く連想させています『ひと夏の経験』は、導入からブリッジ（楽曲の中でAメロとサビの間や、2つのサビの間など、曲の流れを一時的に変える部分を指します。通常は、曲の展開に変化をもたらし、聴衆の興味を引く役割を果たします）→コーラス(サビ)の、盛り上がり方が見事なメロディーですさすが、都倉俊一ですね『ひと夏の経験』が、ローリング・ストーンズ（The Rolling Stones）の「黒く塗れ（Paint It Black）」に類似していると言う人もいるようです夏という烈しい存在があっという間に過ぎ去ることを「ひと夏」という言葉は示しているます誰でも「ひと夏」に誘惑の甘い罠に捕らえられるという、思わせぶりなタイトルです前述した通りこの曲は少女の性の商品化ですが、少女の性(少女性、処女性)をきちんと描かなければ納得のできる商品化はできません女はすべてを知っている母性と、何も知らない少女性から成り立っているとよく言われますそこが女の謎であり矛盾であると、男性はいつでもエロスを漂わせる女性を想像しているのでしょう『青い性路線』も男性の側の発想で、女性が発想したならありえない内容です 13歳〜18歳は、性に対して積極的な女性は稀で、男性が望む理想の女の子が『青い性路線』の女の子で、実際の百恵ちゃんは真面目な普通の女の子だったに違いありません 40年以上も前に作られた曲なので、『青い性路線』と称して、男性目線で強烈なエロティシズムを前面に出した”女の子の性”をまだ中学生の百恵ちゃんに歌わせて、エロな印象操作で男性を虜にする作戦だったのは明らかです当時の日本の芸能界はジャニーズ事務所のジャニー氏の陰の黒い噂が芸能界中でささやかれていたのに、ジャニーズ事務所は最近まで何の問題にもならない時代が長く続き、ハラス - @jpopchillclub